(性能向上リフォーム・戸建リノベーションビジネス 全国各地モデル企業ヒアリングから)
1.集客装置
・スタジオか売却型のリノベーションモデルハウスを持ち、顧客接点として施主宅見学会を継続開催するかたちが理想形(スタジオのみのかたちは大商圏向きで、Web集客だけで機能させることが必須条件)
・リノベーションモデルハウスは常設型の例もあるが、その場合、施主宅見学会の定期開催が必須条件。
・売却型のリノベーションモデルハウスとスタジオ、両方持つかたちが到達形。
2.商品力
・断熱及び耐震性能を軸に、自然素材が差別化要素。
・デザインを強みにする場合は、暮らし提案や素材を活かした自社ならではの世界観を確立
(=スタジオと相性が良い、大商圏に成功事例複数あり)。
3.販促力
・リノベーション専門サイトを開設
・大都市圏(100万人商圏が基本)ではWebのみの集客も可。地方の販促ルート比率は紙媒体6:Web2:店舗(外観、看板等)2の割合。
・Webが機能すれば、広告宣伝費1~2%も可能※月間4000セッション以上
・集客装置、Web、紙媒体、人的資源(強み)、各要素に一貫性を持たせ、連動させる。
・年齢ターゲットは、地方では幅広く(大商圏であれば、一次取得者、シニア、いずれかに限定した設定も可)
4.営業フロー
・来店(ヒアリング)後の次アポはセミナーを基本とし、ランクアップさせる。
・来店100組⇒次アポ50組(50%)⇒設計契約30組(30%)・・・リノベ年商5億円モデル
・初年度、平均単価1400万円、2年目1800万円(モデル企業の多くは平均1800万円)
・複数の施主宅見学会へ誘導できれば理想(顧客接点のパターンを豊富に)。
・診断システムを取り入れる(耐震、断熱)。
・設計契約システムを取り入れる。
5.組織
・専門部署をつくり、分業制が基本
・建築リテラシーの保有が大前提であり、工務店を母体としたリノベーション事業部、もしくは戸建・性能向上リノベーション専門集団。
引き続き、戸建・性能向上リノベーション事業の精度を高められるよう、質の高いインプット、アウトプットに励んでまいります。