コロナ禍でも堅調なリノベーション会社の共通点

先日、首都圏のあるリノベーション会社さんから、今月も反響が堅調に推移しているという報告がありました。例年ですと厳しい8月前半ですが、自粛期間があった今年は6、7、8月と安定している例も多いようです。

さらに地方ではありますが、7月に新築とリノベーションとモデルハウス同時オープンしたE社さんでは各60組来場と盛況でした(次アポは20組弱)。やはり7月にしては上々の結果です。

今期、業績堅調な会社の取り組みには共通点があります。

・コロナが感染が拡がった3〜5月もWEB中心(一部フリーペーパー)でコストを抑えながら見学会、相談会の継続開催(少なくとも月1回、企画を切らさない)

・6月、7月に一気に攻勢をかけた(戸建・性能向上モデルハウスオープン、リニューアルオープン等)

・リノベサイトが都市圏なら月4000セッション以上(地方なら2000セッション前後)とWEB集客の基盤がある

・性能向上リノベモデルハウス型(売却型)の場合は、年4棟ペースのスピード回転

・デジタル、オンラインを含め接触頻度を高め、リアル来店時は成約に限りなく近いレベルに達している

・一次取得者の比重が通常期より高い(7割以上)

・公務員、特定の企業など限られたパイを巧みに集客できている など 

以上、リノベーション事業ならではの内容が中心ですが、上記の傾向が見られます。

9月も安全と経営の両立を図りながら、適切な配分で積極的なマーケティング投資が必要です。

この記事を書いた人

コダリノ