今回は同じ業界でも明暗が分かれるということについて述べたいと思います。
「ペロトン」というニューヨーク発のフィットネスサービスの会社が第一四半期66%増収とコロナが追い風となり躍進しているそうです(会員140万人)。ご存知の通り、フィットネス関連は大打撃の業界です。
「ペロトン」はフィットネスバイクの販売+オンラインサービスという事業ですが、リアル店舗も保有する等取り組みが注目されています。
会社の定義も「私たちはフィットネスの企業である」の他に時流に適応するかたちで「私たちはテクノロジー企業である」「私たちはメディア企業である」「私たちはデザインの企業である」等、複数持っているところも示唆に富んでいると思います。
さて、下記はリノベーション業界(首都圏)の事例です。
・Y社さん(横浜のリノベーション会社)
先日面談しましたが、WEB反響が4月は昨対の半分でしたが、5月が8掛けレベル、6月は昨年同水準、7月150%、8月も150%と急増しています。
その他、工務店のR社さん等々、コロナ禍において特に都市圏ではデジタル・WEB力の進化・真価が問われているようです。
一方、地方の複数の地域一番店(総合リフォーム)からは反響数は例年通りに戻ったものの、客単価が2割近く落ちているという声も聞かれます。
以上、ウィズ・コロナで専門性や見え方のコントロールの重要性が加速しているとつくづく感じています。