リノベーションビジネス事業化のコツを学ぶ第三回

業界の大きなテーマである事業化を徹底的に意識した研修の3回目でした。

近年、性能向上リノベという概念は一気に業界に広まっていると実感します。「聞いたことがある」「知っている」という声が今後ますます増えてくるでしょう。

一方でリノベーション事業を事業化させて堅調に業績アップできる会社が少ないのも事実です。その要因は、そもそもどのような手順で取り組むのかわからない、集客の仕組みがない(顧客接点を整備できていない)、営業の仕組み化がない(100%人に依存)、全体設計の視点不足、ビジネスモデルの到達系をイメージできていないなどがあげられるかと思います。

近年、YouTube(工務店YouTuber)、オンラインセミナーなど様々な情報源があり、情報そのものはいくらでも入手できます。つまり、「知っている」「聞いたことがある」という状態だけでは大した価値を生み出せず、「事業化」というテーマをどれだけ追求できているか、実践と検証を繰り返しビジネスモデルの精度をどれだけ高めていけるかという気づきや改善といった現場ならではの価値が問われていると考えています。

特に強みを活かせるという工務店さんにとっては「知っている」で終わらず、一歩踏み出していただけるような働きかけを私もより一層徹底していきます。

この記事を書いた人

コダリノ